忍者ブログ
月代文雪の日記。 シルバーレイン参加者以外はすぐお戻りくださいませ。
カレンダー
08 2017/09 10
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新CM
[10/06 神農]
[10/03 神農]
[10/02 月代]
[10/02 神農]
[10/02 月代]
最新TB
プロフィール
HN:
月代 文雪
性別:
男性
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


くすくすと笑いながら、少年は言う。


「だから?貴様は何だ? 邪魔だ」

真夜中のゴーストタウンにて。
昔、子供たちがいたはずの場所――津々森小中学校。
割れた窓から月の光が差し込む。


がしゃん、とど派手な音を立てて机を蹴飛ばす。

「邪魔といってるのがわからぬか」

怒りを隠さず兵器を構える。

「フン、結局知能のなくした奴らだ…聞くわけもないな」

前衛には向いているとはいえないその身で一人群れに飛び込む。

それを見た仲間がヒーリングヴォイスで回復する。

「邪魔だ邪魔だ邪魔だ邪魔だ邪魔だ邪魔だ邪魔だ邪魔だ邪魔だ」

錫杖が振り回される。
リフレクトコアによって神秘の力を纏わせ敵を撲殺するその少年の目は
鋭く紅く光っていた。


「馬鹿!御前、囲まれて…!!」
仲間が言うのも気にせず言う。

「祖霊よ。我が身に力を」
神秘により更なる神秘を生み出し体力を回復させた少年は無防備に。その間ゴーストからの猛攻を受ける。

傷を受けながらも笑う。

「あはははははははははははははははははははははははっ!!!!!!!」


自分が傷つこうと、たとえ死のうと。
優先すべきは「敵の殲滅」。
数ヶ月前までは「撃破による救済」を目的としていたが今は唯、
「敵の殲滅」となっていた。


人らしい心がなくなってきている。
少年は気づいていた。

…それでも、戻れなかった。


そしてまた、地獄へ叩き落す一撃が振り下ろされる。



「貴様には楽園なんかより血の池がお似合いだ ……私と同じで、な」
PR
この記事にコメントする
               
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧
パスワード   
* パスワードを設定するとコメントの編集ができるようになります。
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
Copyright ©  -- 白黒兎の呟き。 --  All Rights Reserved / Designed by CriCri / Material by White Board
忍者ブログ  /  [PR]